「保育園のお迎えに間に合うか毎日ヒヤヒヤする」「急に子どもが熱を出したとき、職場に申し訳なくて…」
看護師として働きながら子育てをしていると、こんな悩みが頭から離れないことはありませんか?
実は、子育て中の看護師201人を対象にした調査では、約64%が「保育園や学校との兼ね合い」を仕事の障害と感じていることがわかりました。
あなたが感じているしんどさは、決して特別なことでも、弱さでもありません。
この記事の結論はこちら👇
・保育園・学校との兼ね合い→早めの情報共有と預け先の確保が鍵
・勤務時間・急な休みへの罪悪感→「お互い様」と割り切り、職場選びで解決
・ライフスタイルに合う求人が見つからない→譲れない条件は信念を持って通す。妥協点は面接で納得いくまで話し合う
どれも半数以上の子育て看護師が経験していること。あなただけじゃないよ!
この記事では、データをもとに子育て看護師が抱えやすい悩みTOP3を整理しながら、私・たくmamaの体験も交えて、気持ちが前に進む解決策をお伝えします。
※参考:訪問看護ステーション蒼「子持ち看護師の働き方」に関する調査(2024年2月・201人対象)https://ao-minato-tokyo.jp/questionnaire/
【悩みTOP1】保育園・学校との兼ね合い(64.2%)

子育て看護師が最も多く抱える悩みが、保育園や学校との兼ね合いです。調査では64.2%の方がこれを「仕事の障害」と感じていると回答しています。
シフト制で勤務時間が不規則な看護師にとって、保育園の送迎時間や学校行事への参加は、毎回頭を悩ませる問題ですよね。
たくmamaの体験談
フルタイムで働いていた頃、保育園のお迎えはいつもギリギリ。延長保育の依頼は毎回のことで、「また今日も…」と罪悪感を感じながら走って迎えに行く日々でした。
土日の休み希望も、他のスタッフとの譲り合いで気を遣いながら入れていました。管理者の立場としても、希望が重なると勤務が組みにくくなり、頭を抱えることも。
正直に言うと、フルタイムのままでは完全な解決はできませんでした。最終的には転職という選択をして、はじめて「余裕のある毎日」を手に入れることができました。
解決策
✅フルタイム中にできること
・希望休は早めに伝え、スタッフと情報共有しておく
・延長保育や病児保育など、使えるサービスをフル活用する
・「お迎えは〇時までに」と上司に事前に伝えておく
✅それでも限界を感じたら
働き方そのものを見直すことも立派な解決策です。クリニックや訪問看護など、時間の融通が利きやすい職場への転職で状況が変わることもあります。「転職は逃げ」ではなく、自分と家族を守るための選択です。
クリニックや訪問看護への転職を考えている方はこちらも読んでみてね👇

【悩みTOP2】勤務時間の問題・急な休みへの罪悪感(59.2%)

調査では約6割の看護師が「勤務時間」を仕事の障害と感じています。特に夜勤やシフト制は、子どもの生活リズムと合わせるのが難しく、頭を悩ませる方が多いようです。
さらに「急な休みが取りにくい」と感じている方も52.2%にのぼります。子どもの急な発熱や学校行事のたびに「また迷惑をかけてしまう…」と罪悪感を抱えている看護師さんは多いのではないでしょうか。
たくmamaの体験談
子どもが急に熱を出した朝、まず頭をよぎるのは「人手不足なのに休みを言い出しにくい」という思いでした。子どもの心配はもちろんですが、職場への申し訳なさが先に来てしまう。
夫も同じ立場なので、最初の受診は私が休みを取ることがほとんど。感染症のときは両親にも預けられないし、「なんで私ばかりこんなに悩まないといけないんだろう」と思ったこともありました。
シフト制のときは、休んだ分を振替出勤でカバーすることも。でも正直、「子どもの体調不良で休んだのに、なんで休日と振替されるの?」と納得いかない気持ちもありました。
解決策
✅ 罪悪感を手放すために
・「お互い様」と割り切る。復帰したら全力で頑張る姿勢を見せることで十分
・シフトを代わってもらったスタッフには、後日自分も積極的にフォローする
・子育て中のスタッフへの理解がある職場かどうか、面接時に確認しておく
✅ 転職・就職時に必ず確認したいこと
職場によって「子どもの体調不良による急な休み」の扱いは様々です。
・有給休暇として処理してくれる職場
・欠勤扱いになる職場
・振替出勤を求められる職場
有給なら金銭的な影響はありませんが、欠勤だと給与が減ったり皆勤手当に影響することも。振替出勤は結局自分の休日が消えてしまいます。
面接では「子どもの急な体調不良はどのような扱いになりますか?」と必ず確認しておくことをおすすめします。
【悩みTOP3】ライフスタイルに合う求人が見つからない(59.4%)

「働きたい気持ちはあるのに、自分に合う求人が見つからない」と感じている看護師は59.4%にのぼります。また復職先として希望する職場の1位はクリニック(56.1%)で、夜勤なし・時間の融通がきくことが理由として多く挙げられています。
求人票だけでは「実際の働きやすさ」はなかなかわかりません。条件が良さそうに見えても、入ってみたら子育てへの理解がなかった…というミスマッチも起きやすいところです。
たくmamaの体験談
まず自分が譲れない条件をリスト化し、優先順位をつけることから始めました。でも理想に近い求人はなかなか見つからず、転職サイトの担当者とのやり取りを重ねるうちに、正直疲労感も出てきました。
条件を崩していけばいつかは見つかるのかもしれない。でも通勤時間が長くなったり、土日出勤が必須だったりと、希望からどんどん遠のくばかり。
「せっかく転職するなら、なるべく希望に近い条件で働きたい!」という強い信念で諦めずに探し続けました。
最終的には知人の紹介で今の職場に出会いました。面接では改めて希望条件をすべて伝え、お互いに認識を合わせた上で就職を決めました。この「入社前にしっかり確認する」というステップが、入ってからのミスマッチを防ぐ大切なポイントだと感じています。
解決策
✅求人探しで意識したいこと
・まず「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けてリスト化する
・条件を全部満たす求人がなくても、優先順位が高いものから絞り込む
・疲れたら一度立ち止まってOK。焦って妥協すると入社後に後悔しやすい
✅面接で必ず確認すること
・希望条件を口頭だけでなく、しっかりお互いが納得した上で就職を決める
・「子育て中のスタッフは実際に何人いますか?」と聞いてみる
・知人や看護師仲間のネットワークも、意外と良い職場情報の宝庫
✅転職サイトを活用する
看護師専門の転職サイトを使うと、子育て条件に合った求人を絞り込みやすくなります。担当者に「子育て中であること」「譲れない条件」を最初にしっかり伝えることがポイントです。
【まとめ】あなたの悩みは、あなただけじゃない

今回ご紹介した調査データをあらためて振り返ってみましょう。
・保育園・学校との兼ね合いに悩んでいる:64.2%
・勤務時間・急な休みに困っている:59.2%
・ライフスタイルに合う求人が見つからない:59.4%
どれも半数以上の子育て看護師が感じている悩みです。「私だけがうまくいっていない」なんてことは、全くありません。
私自身も、延長保育のお迎えダッシュ、急な休みへの罪悪感、求人探しの疲労感…全部経験してきました。それでも今は、子育てと仕事を無理なく両立できる職場に出会えています。
完璧な解決策はないかもしれない。でも「自分が何を大切にしたいか」を軸に、一歩ずつ動いていけば、必ず自分に合った働き方が見つかります。
この記事が、あなたの気持ちが少し前に進むきっかけになれたら嬉しいです。
転職を決意したら、こちらも参考にしてみてください👇

※参考:訪問看護ステーション蒼「子持ち看護師の働き方」に関する調査(2024年2月・201人対象)
https://ao-minato-tokyo.jp/questionnaire/
