【働き方を変えたい看護師必見】クリニックと訪問看護、併設施設で働くリアル

看護系
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「クリニックと訪問看護、両方やってるんです」

そう話すと、よく「掛け持ちですか?大変じゃないですか?」と聞かれます。

でも実は、まったく別の職場を掛け持ちしているわけではありません。私が勤めているのは、クリニックと訪問看護ステーションが併設されている職場。その中で、クリニックをメインにしながら、時々訪問看護にも入る、という働き方を自分から希望して今の形になりました。

看護師歴20年、病棟→管理職→クリニック→訪問看護と、いろんな現場を経験してきましたが、正直この「併設施設での兼務」というスタイルは、あまり知られていない働き方だと感じています。

この記事の結論はこちら👇

・訪問看護に興味はあるけど不安、という人は、併設施設でクリニックと兼務しながら少しずつ経験を積む道もある

・同じ職場だからこそ、患者さんの情報連携がスムーズで、安心して働ける

・頭の切り替えやスキルの幅は必要だけど、その分キャリアの幅も広がる

自分に合った職場を見つけるため、クリニックと訪問看護両方に興味がある方の参考になれば嬉しいです。では、併設施設のリアルについてお伝えしていきます。

併設クリニック×訪問看護ステーションってどんな職場?

私が勤めているのは、クリニックと訪問看護ステーションが同じ職場として併設されているところです。

クリニックの外来診療はもちろん、施設指定医院として、入居施設の利用者さんの診療も行っています。そして、クリニックに通っていた患者さんや施設の利用者さんが、体調の変化をきっかけに訪問看護を利用し始める、というケースも珍しくありません。

こうした体制の中で、私はクリニックをメインにしながら、訪問看護にも入る、という形で働いています。

なぜ「クリニックメイン+時々訪問看護」を自分から希望したのか

実は、訪問看護は未経験からのスタートで、正直「私にできるかな」という不安がありました。

一方クリニックは、採血や投薬などの医療行為が中心で、病棟での経験をそのまま活かせる場面が多く、比較的入りやすいと感じました。わからないことがあっても、いつでも先輩に聞ける環境があったのも心強いポイントです。

さらに、内視鏡介助など新しい経験を学べることも、クリニックを軸に置いた理由のひとつでした。

そんな背景から、「クリニックをメインにしながら、訪問看護にも少しずつ挑戦する」という今のスタイルを、自分から希望して選びました。

私の1週間のリアルなスケジュール

私は週4日勤務で、内訳はこんな感じです。

(*曜日固定ではなく、シフト表で決まる形で勤務しています)

同じ職場だからこそのメリット

同じ職場だからこそ、感じているメリットもあります。

例えば、クリニックに通っていた患者さんが、体調の変化をきっかけに訪問看護を利用されるようになるケースがあります。また、施設指定医院にもなっているので、施設に入居されている利用者さんが訪問看護を使い始めることも少なくありません。

そんなとき、すでにクリニックで顔を合わせて関係性ができている患者さんなので、初めましての緊張感がなく、スムーズに訪問看護をスタートできます。既往歴や普段の様子といった情報も、クリニック側からすぐに把握できるのは心強いポイントです。

そしてもうひとつ大きいのが、訪問先で「あれ、いつもと違うな」と感じたとき、すぐにクリニックへ報告・相談できること。同じ職場だからこそ連携のスピードが早く、対応もスムーズにできます。これは、別々の職場を掛け持ちしていたら、なかなか実現できないメリットだと感じています。

兼務ならではの大変さ

もちろん、良いことばかりではありません。

私の場合、クリニックと訪問看護を半々くらいの割合で担当しているので、患者さんそれぞれの経過や必要な援助の情報を把握するのに、少し時間がかかることがあります。訪問の利用者さんも多いので、毎回違う患者さんを担当することも日常茶飯事です。

そしてもうひとつ、地味に大変なのが「スピード感の切り替え」です。クリニックに戻ると、次々来る患者さんに対応するスピード感が求められます。一方、訪問看護は自分で時間配分を計算しながら動かないといけません。同じ看護でも、求められるペースやスキルがまったく違うんです。

この切り替えに慣れるまでは、正直戸惑うこともありました。でも両方の感覚を行き来することで、逆に自分の引き出しが増えている実感もあります。

こういう働き方を考えてる人へ

「併設施設ってどうやって探すの?」と思う方もいるかもしれません。正直、私自身は最初からこの働き方を狙って転職したわけではなく、たまたま今の職場がクリニックと訪問看護を併設していた、というのが実際のところです。

もしこういう働き方に興味があれば、看護師専門の求人サイトで「クリニック 訪問看護 併設」といったキーワードで検索したり、気になる求人があれば直接問い合わせて確認してみるのが現実的な方法だと思います。

この働き方が向いているのは、自分のキャリアアップを望んでいる人。そして、決められた就業時間の中では集中してバリバリ働ける人だと感じています。クリニックと訪問、どちらも中途半端にはできないので、その分メリハリをつけて動ける人には合っているスタイルだと思います。

まとめ

クリニックと訪問看護、「掛け持ち」ではなく「同じ職場での兼務」というスタイルは、まだまだ知られていない働き方だと思います。

情報共有のしやすさや、患者さんを一貫して見られる安心感がある一方で、頭の切り替えや、求められるスキルの幅広さといった大変さもあります。

それでも、クリニックでの経験を活かしながら、訪問看護のやりがいも少しずつ味わえる今の働き方は、私にとって「自分のペースでキャリアを広げられる」貴重な選択肢になっています。

「訪問看護に興味はあるけど、いきなり全部は不安…」という方は、こういう併設施設で少しずつ経験を積む、という道もあるということを、ぜひ知ってもらえたら嬉しいです。

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